公開日: 2019年06月20日 19:30
著者: 遊一
カテゴリ: ハウツー

夏のソロキャンプ!熱中症にご注意を!

真夏のソロキャンプで気を付けるべきことの1つが「熱中症」です。 正直、ソロキャンプに限らず夏はいつでも誰でも熱中症になる危険が伴いますが、だからこそ常日頃から気を配り、折角のソロキャンプを熱中症で台無しにしない様に。

真夏のソロキャンプで特に気を付けたい「熱中症」

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皆さんどうも、野営.jpです。

中の人は普段外で仕事をする人なのですが、真夏はいつも汗でぐっしょり。

黒いインナーを着ている時なんかは、帰宅して制服を脱ぐと白い線が・・・。

 

塩ですよ、塩。

 

すみません、いきなりきったない話で。

 

でもこれ、決して笑い事ではないんです。それだけ多くの塩が体から出ていけば、当然熱中症のリスクが跳ね上がります。

 

大体、一日8~9時間外で仕事をしていますが、これと似た状況ありますよね?

そう、私たちが愛してやまない「キャンプ」も大体これくらいかそれ以上日の下で活動することになります。

つまり、熱中症リスク高。何か対策をしていないとすぐやられちゃいますよ。

 

そこで今回は、アウトドアというより普段外仕事をしている私から、真夏の外で熱中症にならないための鉄則を書いていきますので、それを皆様のソロキャンプに応用していただければなとおもいます。

 

最強の水分&塩分補給は「麦茶+塩飴」でこまめに

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まずこれを言いたかった。

水分と塩分を効率よく摂りたい場合、皆さんよく真っ先に思い浮かべるのがスポーツドリンクだと思いますが、これはあまりお勧めできません。

といいますのも、スポーツドリンクって単純に水分と塩という訳ではないじゃないですか。

そう、「糖分」入ってますよね。

熱中症対策で重要なのがこまめな水分補給なのですが、これをスポーツドリンクでやってしまうと、一日当たり2~3ℓ程飲んでしまう事になり、「ペットボトル症候群」を起こす危険性があります。

ペットボトル症候群とは、簡単にいえば急性の糖尿病。詳しくはwikiのリンクを貼っておきますのでそちらでどうぞ↓

ペットボトル症候群wiki

まぁ、なんにせよ体に良くないですし、甘いスポドリずっと飲んでたら具合悪くなってかえってバテてしまうんですよ(経験済み)

なので、私の考える最強の水分&塩分補給法は「麦茶+塩飴」でこまめに摂ること。これを実践してから真夏の仕事中やキャンプ中に体調を崩すことが殆どなくなりました。

塩飴って口にずっと残るから嫌ッ! という方。実は私も塩飴苦手なんですよ、ていうか飴が嫌い。

そんな時は塩タブレットがとっても便利。口にいれたらかみ砕いて食べるだけ。ラムネ感覚で摂れるので、私と同じく飴嫌いな方はぜひ試してみてください。

 

やはり帽子はマストアイテムか!?

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さぁ、これで水分塩分の方は解決しました。

あと残る問題は直射日光です。一番日光を間近に受ける部分は頭ですので、しっかり保護したいですね。

日を遮る形状の物で黒以外なら好みに合わせて好きなものを被ると良いと思います。無難にベースボールキャップでも、麦わら帽子でも。

黒がダメな理由はわざわざ私が言わなくても皆さん分かっていると思いますが、黒は光を集めやすいので、頭があっつくなります。

蜂が寄ってくることもあり得ますので、できれば黒は避けた方が得策です。

私が個人的に真夏のキャンプで重宝するなと感じたのは「ブーニーハット」

ベースボールキャップとは違い、日指が360度ついているので日陰ができる範囲が広いですし、多くの物は顎紐みたいなのついていますので、涼しくなったら首やランタンポールにひっかけておけるので紛失しずらいのも魅力です。

あと、形がカッコイイ・・・

「私は今冒険をしているッ」感が出る気がします(笑)

 

一番大事なこと=無理はしない

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なんだかんだ言って一番はこれです、無理ダメゼッタイ。

水分塩分補給しっかりして帽子被ってても、具合悪くなる時だってあります。そんな時は無理せず休むこと。これに限ります。

私は仕事柄、外にいるとは言っても車にすぐ避難できる状況ですので、危ないと思った時はすぐ車でクーラーに当たるようにしてますが、この記事を読んでいる方全員がオートキャンパーだとは思っていません。

バイクや自転車、中には徒歩の方。手軽にクーラーに避難できないと思います。

キャンプ場近くに涼しい場所があればいいですが、多くの場合はあっても木陰位なものです。

なので、辛いとは思いますが、天気予報でキャンプ予定地が35℃を超える場合。

”また今度”にしませんか?

生きていれば、健康であればまた何度でもキャンプに行くチャンスはあります。

無理していって熱中症になり、後遺症が残ってしまったり、最悪の場合亡くなってしまってはもうキャンプ行くことも出来なくなってしまいますし、何より悲しむ方が大勢いるはずです。

この記事がなぜ「真夏のソロキャンプ!熱中症にご注意を!」と、ソロキャンプにフォーカスを当てたタイトルにしたかというとですね、もし倒れてしまった時、グルキャンやファミキャンに比べて発見が遅れてしまうんですね。

すぐに家族や友人に介抱されれば軽症で済み、ひょっとしたらその日の夕飯には笑い話になっているかもしれませんが、ソロで回りに人がいなかったら? ただ寝ているだけだと思われたら?

ゾッとしますね。

相手は自然、到底人間が敵う相手ではありませんので、ちょっとでも危険と感じたらキャンプは中止にして他の事して遊び、また今度リベンジを果たしましょう。

 

最後に

いやぁ、なんかちょっと説教臭くなってしまいましたね・・・私の悪い癖です、すみません。

ですが本当命に係わる事なので、こんな感じに書かせていただきました。

本当は上の説教臭い話で記事を締めようと思っていたのですが、スポーツドリンクについて少しだけ補足したかったのでもう少しお付き合いください。

上の話でさんざん悪口言ったスポーツドリンクですが、あくまで「対策」には向かないのであって「対処」には有効です。

もうすでに熱中症になってしまった人にはスポーツドリンクとっても有効なので、クーラーボックスに万が一のお守りとして500mlを1本入れておくといざというとき役に立ちます。

常用ではなく非常用に、不安な方は用意しておくといいですね。

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