「一人で何が楽しいの?」楽しいんです!
ソロキャンパーの皆さん、趣味の話を同僚や家族にすると決まって「一人でキャンプして何が楽しいの?」とか「一人で何しているの?」とか言われませんか?
管理人はもう耳にタコが出来るほど言われました・・・(笑)
まぁ正直、そういってくる人の気持ちも分かるんです、キャンプってどうしても複数人でワイワイ行なうイメージがありますからね。でも、それとは違う楽しさがあると思うんです。
お祭りのような楽しさというよりは、どちらかというと休日に読書や映画を楽しむのに近い感じです。一人静かに心のケアをするかのように、焚き火やお酒を楽しみに外へ出かけていきます。
「何もしない」をしに行くのがソロキャンプです
正直、これに尽きます。何もしないんです。
普段の生活だと仕事や家事、そのほか些細な用事がいくつもあって常に「何かして」いますよね。でもソロキャンプ中は何もしなくても誰も文句を言いません。
キャンプサイトを設営したあとは、暗くなるまでぼーっとビールでも飲みながら過ごし、眠くなればお昼寝。起きたらまたぼーっとしながら焚き火を眺めててもいいですし、ご飯を食べ始めても良い。ソロキャンプにおいて「やっても良いこと」はありますが、「やらなきゃいけないこと」は後片付けくらいです。
いっつも忙しくあれやこれやと動いているんですから、こういのって結構新鮮だと思うんです。これだけで蓄積したストレスが解けていくような気さえします。
誰にも邪魔されず好きなことを
上で「何もしない」をしに行くと言いましたが、勿論何かしたい方はしても良いんです。
ルールとマナーさえ守れば基本何をやっても良いので、釣りや写真などの他の趣味に没頭しても良いですし、ポータブルプレイヤーを持っていって溜まっているドラマやアニメをいっき見してみるのも最高に楽しいはずです。
勿論それをしていても、書類の束を抱えて持ってくる上司や同僚も、お使いを頼む家族もいないので、誰にも邪魔されず飽きるまで楽しむことが出来ます。
これが大人数キャンプでは出来ないことなんです、人数が増えると役割分担が出来たりして好き勝手出来なくなりますからね。思う存分「自分を楽しませる事」に集中できます。
ソロキャンプ中は思い切って携帯の電源をOFFにするのをおススメします。
ソロキャンプの醍醐味を味わいに
何もしなくても、好きなことに没頭してても夜になればお腹が減るし、眠くもなります。
じつはその二つを解消する時が一番のソロキャンプの醍醐味なんです。
自分しか食べる人がいないので、誰かの好みに合わせて用意しなくていいので、自分の好きなものを好きなだけ食べます。凝った料理をしても良いですし、カップ麺やレトルトでも誰も文句を言いません。
おなか一杯になったら寝る訳ですが、また寝るときも普段と違った「良さ」があります。
静かなキャンプ場で、かすかに聞えてくる虫の音や木の揺れる音、海なら波の音といった自然の環境音が最高のBGMになって、最高の睡眠導入材になります。とっても気持ちが良いですよ。管理人はこれだけを楽しみにキャンプに行ってると言っても過言ではありません。
結論:現代における究極の自由時間を満喫しに行く
色々と書きましたが、結局の所自由な自分の時間を楽しみに行くって言うのが結論ですよね。
どんどん便利な世の中になって行きますが、それと引き換えに個人の自由って減ってきていると感じるときがあります。携帯の通話ボタンひとつで離れた所にいる人を呼び出せたり、パソコンがあれば自宅で仕事が出来てしまったり。
そんな中で、様々なものから一時的に自由になれるのがソロキャンプだと思っています。
なので、「一人でキャンプなんか行って何が楽しいの?」に対する答えは「自由を楽しみに行く」と言うのが良いと思います。
やった事無い人には理解し辛いかもしれませんが、これほど贅沢な時間はそうそうありません。まだ何か行ってきたら一度連れて行って良さを経験させてあげるのも手かも知れません。
それが新しいソロキャンパーの誕生に繋がる事だってあるのですから。