公開日: 2018年10月22日 19:00
更新日: 2018年12月08日 16:11
著者: 遊一
カテゴリ: 商品紹介

薪割りの頼れる味方「手斧」おすすめ4選

薪割ときいて、真っ先に思い浮かぶ道具といえば「斧」ですよね。一言に「斧」といっても沢山種類がありますので、今回はキャンプで使用するのに特化した「手斧」をピックアップしてお伝えしていこうと思います。

薪を割るなら必須? パワフルな手斧の魅力

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薪割りというと、よく映画やドラマなどで筋肉モリモリな男性が大きな斧を振りおろして豪快に薪割りをするシーンを思い浮かべる方が多いと思います。ですが、キャンプでの薪割りシーンでは大きな斧も、モリモリの筋肉もあまり使いません。

今回お話しするのはキャンプで使い勝手の良く、女性でも扱いやすい「手斧」と呼ばれるコンパクトな斧です。ナイフや鉈でやるより手早く薪を解体できますので、一本あれば大いに活躍すること間違いなしです。

手斧とは?

手斧はキャンプやブッシュクラフト等のアウトドアでよく使用される斧です。そのため全体的にコンパクトに作られており、大きな斧に比べて格段に携行性に優れています。

ただし、その分重量を犠牲にしていますので、大きな丸太を割ったり、木を切り倒したりという仕事には向いていません。

 

手斧の使い方

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普段使用する機会が多い市販の薪を、焚き付けサイズまで細くしたい時や、現地で入手した木の枝払い、手ごろな大きさにカットする際に使います。

手斧を使う際は、周りに人が居ないことを確認した上で、必ず手袋をして使用してください。また、本体に紐が付いている物でしたら、手首に通してすっぽ抜けないようにしましょう。

使用後は速やかに刃をシースに収めるのも、怪我防止にとても有効ですので、自分の為、周りの人の為、すぐにしまう癖を付けておきましょう。

 

おススメの手斧4選

ハスクバーナ 38cm

全長:38cm

重量:970g

素材:刃(スウェーデン鋼)、柄(ヒッコリー)

 

最高のコスパと、頑丈なヒッコリー材を柄部分に使用することで、多くのアウトドア愛好家に愛されている手斧です。柄が緩やかなカーブを描いていますので、まっすぐな物に比べ力が入りやすく使いやすいので、女性にもおススメです。

 

フィスカース X7 ハチェット アックス

全長:35.5cm

重量:816g

素材:刃(カーボン鋼 フッ素コーティング処理)、柄(グラスファイバー強化ナイロン)

 

軽く、コンパクトなのが特徴の手斧です。柄の部分の素材がグラスファイバーですので、木の柄に比べて折れにくく、刃が取れる危険性も低い上に腐食とも無縁です。柄の半分がオレンジ色ですので、仮に茂みに落としてしまっても見つけやすいですね。

 

S&W SW671 トマホーク

全長:40cm

重量:1.23kg

素材:刃(1070炭素鋼)

ミリタリー好きにはたまらない、トマホークタイプの手斧です。耐磨耗性に優れ高度の高い1070炭素鋼をブレードに使用しており、切れ味も抜群です。背面がピッケル形状になっていますので、様々な用途にご使用いただけます。

 

グレンフォシュ・ブルークス ワイルドライフ 415

全長:34cm

重量:445g

素材:刃(スウェーデン鋼)、柄(ヒッコリー)

 

一本一本が職人によるハンドメイド製の高級手斧。柄の部分に使用されているヒッコリー材も最高級の物を使用し、丈夫で使うほどに味わいが出てきます。また、重量配分が優れており、薪割りや、枝払いも容易にこなせます。

 

 

手斧のメンテナンス方法

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頑丈でタフな手斧ですが、メンテナンスをしなくては他の道具同様、確実にパフォーマンスは落ちていき、最後には壊れてしまいます。そうならないために、たまに面倒をみてあげてください。

柄が緩んでしまった時

手斧を使う上で一番怖いのが、柄が緩んでしまう事です。緩んでしまった状態で無理に使用してしまうと、使っている最中に刃が飛んでいってしまう事もあり、大変危険です。もしも「すこし緩んできたかな?」と感じたら、次の方法を試してみて下さい。

 

(1)柄を地面に軽く打ちつける

斧頭を両手で持ち、柄の先端を地面に軽く数回打ちつけることによって、刃と柄がしっかりと嵌り、緩みが解消されます。強くやりすぎると木が割れてしまいますのでご注意を。

 

(2)楔を金槌で叩く

(1)で紹介した方法でも緩みが直らないときは、斧頭の頭上部分にある楔を金槌で軽く叩きます。すると、楔がしっかり埋まり緩みが解消されます。この方法もあまり強い力で行なうと、木が割れてしまいますので注意が必要です。

 

切れ味が落ちてきた時

手斧も刃物である以上、使っていくと切れ味が落ちてきます。そうなった場合は研ぐしかありません。砥石を使って研ぐのが一般的ですが、今は便利なシャープナーが販売されていますので、こちらを使ってお手軽にチャレンジしてみてもいいですね。

 

アウトドアには勿論、災害時にも使える心強い味方

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アウトドア用品として、普段のキャンプに使えるだけではなく、災害時には倒木や流木、倒壊した家屋から脱出する際にも手斧は活躍してくれます。最近、日本では自然災害が多発していますので、遊び道具としては勿論、いざというときの備えの意味も込めて、一度手に取ってみては如何でしょうか。

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