クッカーって何?
クッカーとは、コッヘルとも呼ばれるアウトドア用の調理器具です。料理を手作りするのは勿論、お湯を沸かしてカップラーメンや即席麺を食べるときにも重宝します。
テントや寝袋に次いでキャンプの必需品とも言える大事なギアですので、これからソロキャンプを始めようという方は必ず用意するようにしましょう。
クッカーには深型と浅型があり、煮炊きするなら深型、炒め物などフライパンのような使い方をするなら浅型と使い分けることができます。
クッカーを選ぶ時のポイント
大きさ
使用予定のストーブ等の五徳の大きさと合うものでなければ、不安定になってしまい調理中に風で倒れてしまう危険性がありますので注意して下さい。手元にまだストーブが無いのでしたら、購入予定の商品をamazonで調べて五徳の直径を調べておくのをおススメします。
素材
クッカーの素材には主に3つ種類がありまして、アルミニウム・ステンレス・チタンが主流です。それぞれ特徴があるのですが
アルミ二ウム=軽くて熱伝導率がよく、値段も比較的安価。反面強度は他の素材と比べるとイマイチ
ステンレス=硬くて丈夫で錆びにくいですが、焦げ付きやすいです。
チタン=強くて軽く錆びないですが、熱伝導性が悪いので扱いが非常に難しい上級者向け
値段
正直に言いますと、やっぱり高額な物は良いものが多いです。ですが、これからキャンプ道具を揃えていく方なら、テントやシュラフ意外にもランタンやイス等揃えないといけないので、クッカーにお金を掛けすぎるのもなぁ・・・と思います(予算に余裕があれば別ですが)
あくまで管理人の主観ですが、最初のクッカーは2~3000円程度の物で十分だと思います。ソロキャンプにハマって行くうちに役不足になれば高いのを試してみるといった感じで大丈夫です。
以上のポイントをまとめると
使用予定のストーブに合うサイズでお値段2~3000円位のアルミ二ウムクッカーが初めてのクッカーには最適だと思います。
ステンレスやチタンも慣れてきたり、使用用途次第では重宝する素材ではあるのですが、最初は野外での調理に慣れていないと思いますので、使いやすいアルミ二ウム製がベストです。
おススメのアルミ二ウムクッカー
スノーピーク(snow peak)トレック900 SC S-008
有名アウトドアメーカーのスノーピークのクッカーです。シンプルな900mlの深型と蓋代わりの浅型のセットになっていますので、煮るのも焼くのもこれ一つでこなせますね。ちょっとお高めの製品が多いスノーピークですが、このクッカーはお手ごろ価格になっています。
ソト(SOTO) アルミクッカーセットM SOD-510 SOD-510
もし、使用予定のガスストーブがSOTO製品なら、クッカーも合わせるといいと思います。
同社製のOD缶とストーブ本体がクッカー内に収納できますので、嵩張らずに持ち運ぶことができます。
Overmont FDA認証 DS-101 アルミ クッカーセット アウトドア鍋 キャンピング 調理器具 食器 2点セット 4点セット 収納袋付き
一番の特徴はその安さ。他のクッカーと比べると半額くらいで、あまりクッカーに予算を割きたくない方向け。安いだけじゃなく性能も十分で、管理人も使っていますが焦げ付くことも無くお米を問題なく炊けるので、コスパ最強のクッカーだと思います。
番外編 飯ごう
上に書いた選ぶポイントから少し外れてしまいますが、飯ごうも中々いいクッカーです。
管理人が初めて買ったクッカーは飯ごうでした(笑)
これぞまさしくTHEアウトドア。無駄を省いた無骨なデザイン、そしてなにより飯ごうでご飯炊けるようになると「俺(私)はたとえ飯ごうでもご飯を炊けるぞ」と自信が付きます。
ただ、五徳が大きくないと安定しないのでストーブは選びます。せっかく無骨な飯ごうなので思い切って焚き火で調理してみるのもアリですね。
まとめ
今回はソロキャンプ初心者の方向けのクッカーをご紹介しました。
一言にクッカーといっても、様々なメーカーが大きさや素材の異なるクッカーを販売していますので、数が多くて中々決められなかったりするので、管理人が思う「最初はコレ買っとけ」という物をピックアップして紹介したので、どれを選んでも満足いくはずです。
外で自分で作った暖かい食事って、家で食べるより数倍美味しく感じます、自分に合ったクッカーを見つけて、是非是非キャンプ料理にチャレンジしてみてくださいね。