当サイト管理人の失敗談
キャンプ初心者だった頃、テントの設営や慣れない屋外での料理に疲れてしまい、食材やゴミをダンボールに入れて外に放置して寝てしまった事があるのですが、朝起きるとそれはもう大変。
カラスなのか狐なのかあるいは両方なのかもしれませんが、ダンボールを破壊して中のゴミを漁ったらしく、あたり一面ビニールやら紙くずやらが散乱していました。
ちゃんと片付けなかった自分への怒りと情けなさと他の利用者の方への申し訳なさで、朝から相当落ち込みながらゴミ拾いをし、もう到底朝のコーヒーを楽しむ心境ではなかったので撤収して帰りました・・・。
せっかくの楽しいキャンプだったのに、いまだに悔やまれます。
動物に荒らされない為に必要なこと
シンプルなことですが、いくら設営で疲れていても酔っ払っていても、寝る前には必ずゴミを片付けて寝る事が一番です。
片付けるといっても、ただゴミ袋にまとめてテントの前室に入れておくだけだと、ゴミの放つ匂いを完全にシャットアウトできませんし、前室の下の隙間から前足やクチバシで荒らされかねませんので、車の中に入れるか、ゴミ専用の密封できる箱を用意しておくと便利です。
専用品を用意して持っていくのが面倒だったり、スペース的に辛かったりする場合は、クーラーボックスに入れちゃうという手段もアリです。
ただし、クーラーボックスを初日の夜にほぼ空にする必要があるので1泊2日で朝には帰るという人じゃ無いと使えない技ではありますし、食品を入れるものにゴミを入れることに抵抗を感じる方もいらっしゃると思いますので、場合によりけりな部分もあります。
場所によっては「荒らされた」では済まないかも
荒らしたのがカラスや狐ならまだしも、もっと危険な動物が寄ってくる可能性も十分にありえる話です。
熊出没注意の看板が立っているような所で、管理人と同じ失敗をしようものなら、最悪荒らされたのがゴミではなく自分自身・・・なんて事にもなりかねません。
そういう場所ではテントの全室にゴミを保管するのも危険なので、車の中などに寝る前に片付けるようにしましょう。北海道など熊の多い地域のキャンプ場では、熊対策に「フードボックス」という食品を預けておける箱がありますので、積極的に利用していきましょう。
来たときよりも美しく
小学生の遠足か!とツッコミが飛んできそうですが、気持ちよくキャンプを終わらせる為にこの考え方はかなり大切です。
せっかくの楽しいキャンプですから、最初から最後まで良い思い出にしたいですよね。
ゴミの片付けのコツとしては、行くキャンプ場のゴミの処理方法について出発前に確認しておくと、処理に悩むこともなくなるかと思います。キャンプ場の中にはゴミはお持ち帰りというところもあるので、下調べは十分行なうようにしましょう。