公開日: 2018年11月12日 19:00
更新日: 2018年12月08日 15:55
著者: 遊一
カテゴリ: 商品紹介

人気の調理器具、スキレットのおすすめ3選

蓄熱性と保温性に優れ、使えば使うほどに育っていく人気の調理器具「スキレット」ですが、その種類や大きさは様々。そこで今回は選び方とおススメのスキレットを用途別にご紹介いたします。

スキレットの魅力

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ハンバーグやステーキ、ビーフシチューからお菓子作りまで、様々な料理に適しているがスキレット(鋳物フライパン)です。

一般的なフライパンと違い、重くてお手入れも大変ですが、その分肉厚&丈夫で長持ちします。また大変蓄熱性に優れ鍋肌も分厚いですので、素材がもつ美味しさを逃がすことなく料理できますし、余熱調理やそのままお皿代わりにして食卓に出せば、食べ終わるまで料理を暖かく保つことも可能です。

食材の持つポテンシャルを最大限引き出せるだけではなく、お皿代わりにテーブルに出した際の見た目のおしゃれさも相まって、いまや大人気です。

 

スキレットの3つの選び方

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まずはスキレットを選ぶ際のポイントを幾つかご紹介します。

 

使い方と人数に合わせて大きさを選ぶ

スキレットは基本的に大きくなればなるほど重量も重くなっていきます。もし、ソロキャンプでのご使用や、ご自宅でカフェ風料理にチャレンジされたいかたは6インチのモデルがちょうど良い大きさと、重量も約1kg程なので持ち運びにも優れていておすすめです。

ご家族でキャンプに行かれる方へのおススメは9インチのモデルです。重量は約2kg程の物が一般的で、3~4人分の料理を作るのにちょうど良いサイズです。

大人数のグループキャンプでの使用をお考えでしたら、10インチ以上の物を選ぶと一度に大量の料理を作れますので重宝します。

 

 

取っ手部分で選ぶ

アウトドアでスキレットを使う際、丈夫なスキレットの特性を活かして直火でワイルドに調理することも出来ちゃえる訳ですが、取っ手が短いとスキレットは無事でも手が熱くてとても料理どころではなくなってしまいます。

逆にオーブンに入れるような使い方をする場合は、取っ手が長いとオーブン内に入りきらなくなってしまいますので、短いものや取っ手が取り外せるモデルがおススメです。

 

 

蓋の有無で選ぶ

スキレットは本体のみで販売されているものと蓋付きで販売されているものがあります。蓋が付いていないものは、別売りでスキレットカバーが用意されている場合がありますので、よくチェックしてみましょう。

蓋がなくとも十分美味しく料理を作ることが出来ますが、蓋があることによって作れる料理の幅がグンッと上がります。蒸す、燻すはもちろん、無水鍋やダッジオーブンのような使い方まで出来るので、ぜひ蓋付きのスキレットを。

 

 

おススメのスキレット3撰

ソロキャンプにおススメ ニトリスキレット

シーズニング:必要

     蓋:別売り

     IH:対応

 

一時期話題となった「ニトリ」から発売されているスキレット。手ごろなサイズとお値段で、ソロキャンプをされる方や、スキレットデビューの最初の一つ目におすすめ。

実は、サイトの中の人(筆者)も2年程愛用してますが、使えば使うほどに油がなじんでいって味が出てきます。一度錆させてしまいましたが、しっかり錆を落としてシーズニングし直すと見事復活しました。他メーカーの高級スキレットに見劣りしない性能をお手ごろ価格で、これはまさに「お値段以上」の逸品ですね。

 

家族キャンプにおススメ ロッジ 9インチスキレットカバーセット

シーズニング:不要

     蓋:付属

     IH:対応

 

こちらは有名メーカー「LODGE(ロッジ)」から発売されているスキレットですが、なんとロッジのスキレットはすでにシーズニングが施されています。購入後の面倒なシーズニング無しですぐに使える点は素晴らしいの一言です。

また、こちらで紹介している物は蓋がセットになっていますので、別途蓋を購入しなくてOKです。

 

グループキャンプ等の大人数向け コールマン クラシックアイアンスキレット10インチ

シーズニング:不要

     蓋:付属

     IH:対応

 

大手アウトドアメーカー「Coleman(コールマン)」から発売されている大型のスキレット。

ありがたいことに蓋だけじゃなく収納袋も付属されていますので、入れ物を別途用意する必要がありません。また、ロッジのスキレットと同じくシーズニング不要ですので、買ったらすぐに使えます。まさに即戦力。

ただ、大きさが大きさなので重量も蓋込みで4.4kgあります、かなり重いので使用される際は十分お気をつけ下さい。

 

 

スキレットを購入したら「シーズニング」

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シーズニング不要のスキレットでしたら必要ありませんが、基本的にスキレットのような鉄鍋はシーズニングと呼ばれる油ならしが必要です。これは鉄の表面に油を馴染ませて皮膜を作り、焦げにくく錆に強いスキレットにするために行ないます。

少々面倒ではありますが、長くスキレットを使う為には大変重要な作業です。

 

①洗浄、空焚きと油を塗る

シーズニングが必要なスキレットには錆止めの為にワックスが塗られていますので、洗剤を使いよく洗います。

その後、空焚きを行い水分を完全に飛ばします。そこからキッチンペーパーを使って植物性油(オリーブオイルやサラダ油等)を塗っていきます、この時全体にまんべんなく塗るようにしてください。裏や取っ手部分もお忘れなく。

 

②野菜を炒めて匂いを消す

熱が冷めたらもう一度油を塗り野菜を炒めます、くず野菜でも可能です。しっかり油が馴染むよう2~3回炒めるのがおすすめです。その後はキッチンペーパーでふき取るか、軽く水洗いして、30分ほど空焚きして終了となります。

水洗いされる時は、スキレットが冷めてから水を掛けるようにして下さい。急な温度変化でスキレットが破損してしまう可能性があります。

 

 

 

スキレット使用の際の注意

 

洗い方

使用後に洗う際は必ずスキレットを冷ました後にたわしを使用し、水かお湯で洗うようにして下さい。このときに洗剤で洗ってしまうと、せっかく出来た油膜が落ちてしまうので注意です。

 

使用中

使用中のスキレットはかなりの高温になり、取っ手部分も熱くなりますので、ハンドルカバーを付けるなどして取っ手を保護して使用してください

 

 

 

最後に

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いかがでしたでしょうか、今回はアウトドアでもお家でも活躍する調理器具「スキレット」についてのご紹介でした。

シーズニングや、使った後のお手入れ等は確かに面倒ですが、テフロンのフライパンには無い魅力がスキレットにはあります。ぜひ次のキャンプはスキレットを持って、いつもと違う料理で楽しんで頂けたらなと思います。

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