トランギア アルコールストーブの特徴
超軽量
アルコールストーブを使う一番のメリットと言っても良いのが「軽さ」「コンパクトさ」ですが、トランギアのアルコールストーブも勿論その条件を満たしています。
その重さなんとたったの110g。ちゃんと持ってきたか不安になるくらい軽く作られており、コンパクトで収納にも困らないですね。
うれしい蓋付き
トランギアのアルコールストーブには最初から蓋と火消しが付属されていますので、後から買い足したり自作しなくても大丈夫です。
使い終わって火消し蓋が無いとあたふたしちゃうんで、最初に買うアルコールストーブはちゃんと蓋の付いてる物にしたほうが良いので、トランギアのは入門用にも最適ですね。
故障知らず
構造は至ってシンプルです。よって他のストーブのように故障したりメンテナンスしたりをほとんどしなくても大丈夫です、汚れたら拭く程度。
穴が空いたり、酷く歪んでしまって中の燃料が漏れ出る程破損しない限りは問題なく使えますので、多少雑に扱っても平気という見た目に反してタフなギアです。
燃料を入れっぱなしにできるって本当?
トランギアのアルコールストーブに関するこんな逸話を聞いたこと事ありませんか?
「燃料を入れっぱなしにしておける」
アルコールストーブは基本、使い終わったら燃料は抜いて保管する物ですが、トランギアのアルコールストーブは燃料を入れたまま保管できるというもの。
管理人も実は、それが気になってこの製品を買いました。実際に試してみたところ、燃料が漏れる事もなく保管出来ました。しかし、メーカーの注意書きには入れっぱなしにしないように書いてありますので、やる際には自己責任でお願いします。
試される際の注意
蓋の部分にあるOリングパッキン(黒い輪ゴムのようなもの)が劣化し無い限り燃料が漏れることは無いのですが、燃料を入れっぱなしにしておくとこのパッキンの劣化が早くなります。駄目になってしまった時の為に、変えのパッキンも用意されていますので交換するようにしましょう。
また長期間の保管では錆が浮きやすくなりますので、あまり長いこと入れたままにするのはおススメできません。
実際に使ってみて
トランギアのアルコールストーブを2年間、20回以上キャンプで使いましたがノーメンテで問題なく使用できています。蓋のパッキンの劣化も体感するほどではなく、結構長持ちするようですね。
管理人は主にアルコールストーブはガスストーブと併用して、強い火力が欲しいメインのおかず作りにはガスを使い、お米を炊いたりお湯を沸かしたりなどの補助的な仕事はアルコールを使っていましたが、最近アルコールストーブの魅力にとり付かれてしまって、アルコールストーブだけのスタイルに変更しようか迷い中です(笑)
もう一つ個人的に良かった点が、「寒さに強い」事。時には-20℃まで冷え込む雪国に住んでいる管理人にとっては大事な要素でして、氷点下でも使えるこのストーブには高い信頼を寄せています。
トランギア アルコールストーブと相性の良いギア
風防
これに至っては相性がいいというよりは、そもそも無いと不便極まりないのでアルコールストーブを使う際は必ず用意したほうが良いです。 ストーブの炎に直接横風が当たって消えてしますのを防いでくれたり、燃料の気化を助けてくれたりします。
シンプルな壁型の物や、ウッドストーブを風防として使う方法があり、キャンプシーンに合わせて用意するようにしましょう。 ちなみに管理人はバーゴのヘキサゴンウッドストーブを風防として利用しています。
トランギア メスティン
どうせなら、上に乗せるものもトランギアで統一してみませんか? シンプルで使いやすく、アルコールストーブとの相性も抜群です。
お米が炊き上がったら、そのままお弁当箱のようにして食べられる形状をしているので、洗い物軽減にも一役買ってくれます。
トランギア ヒューエルボトル
燃料を持ち運ぶ際にはこちら。アルコールのボトルをそのまま持っていっても良いのですが、ちょっとカッコ悪いですよね。 どうせ使うならカッコいい燃料入れで雰囲気を良くしたいので管理人は同社製のヒューエルボトルを使っています。
カッコいいだけではなく、「しょうゆ刺し」みたいに燃料を注ぐことができますので、こぼすことなく大変便利です。
一度使ったら魅力に取り憑かれます
正直言うと、火力などの実用性ではガスやガソリン式のストーブには到底敵えないアルコールストーブなので、あまり使おうとは思わない方もいると思いますが、一度使うと癖になる程の魅力を備えています。 効率は悪いですが、せっかく普段の忙しさを忘れるためにキャンプに来ているのですから、のんびり調理するのも全然アリだと思います。
また、軽量コンパクトで寒さにも強いので、登山をする方などにも大変おススメのギアですね。