公開日: 2018年11月26日 19:00
更新日: 2018年12月08日 15:49
著者: 遊一
カテゴリ: ハウツー

冬キャンプでの洗い物ストレスを軽減する方法

冬のキャンプでの洗い物って、苦行以外の何者でもないですよね。寒いし手は痛いし、汚れは中々落ちてくれないし・・・。今回は冬場のキャンプの洗い物のストレスが少しでも軽減できればと思い、役立つテクニックをまとめてみました。

冬の洗い物は苦行

雪の結晶

暖かい季節でしたら、そこまでストレスに感じることも少ない洗い物ですが、ひとたび寒い季節に入ると辛い作業になりますよね。汚れは中々落ちてくれないし、手は冷たい水に悲鳴を上げますし。

 

また、地域によっては水道管の破裂を防ぐ為に野外にある水道が一切使えなくなる場合もありますので、そもそも洗い物ができない事態も起こりうる可能性があります。

かといって汚れたままの道具や食器をそのまま家に持ち帰るのもストレスですよね。

そこでここからは、ちょっとした工夫で冬キャンプの洗い物を楽にする方法を紹介していきます、是非参考にしてみてください。

 

 

4つの冬場の洗い物テクニック

使った食器と道具をあらかじめ拭いておく

シンプルですが、やるのとやらないのとでは全然違います。もう実践されている方も多いと思いますが、使った物をあらかじめウエットティッシュやキッチンペーパーで拭き取っておく事により炊事場での洗い物が劇的に楽になりますし、シンクを汚すことも無いので通年おすすめな方法です。

また、現地で洗えずお家にやむを得ず持ち帰る際にも、拭いておくことにより帰宅後の片付けが楽になります。車やカバンも汚さずに済みますね。

 

しつこい汚れにはアルコール

アルコールストーブを愛用されている方は、キャンプに燃料用アルコールを持って行かれると思いますが、実は燃料以外にも使い道があるのです。

アルコールには脂分を落とす効果がありますので、キッチンペーパーにアルコールを染み込ませて拭くことで、しつこい汚れも落ちやすくなります。

注意点としては、手の脂も落ちちゃいますので手の荒れやすい方は手袋をして使用することをおすすめします。

アルコールストーブを使わない方には「消毒用アルコール」を霧拭きに入れて持って行くのをおすすめします。燃料用も消毒用も全国の薬局で手に入りますので、買い忘れた時も安心ですね。

 

汚れに厳しく手に優しい「お湯」をつかう

 

焚火でお湯を沸かしている様子

いくら拭いたからといって、現地で洗う場合は水で洗い流す工程を踏まなくてはいけないですが、冬に真水で洗い物なんて辛すぎますので、暖房器具や焚き火のついでにお湯を沸かしておき、上手に洗い物に活用しましょう。

カレーやシチューがこびりついた鍋は直接水を入れて再沸騰させると、短時間で汚れが浮きますのでたわしでゴシゴシ頑張ってこすらなくてもキレイになります。

そして一番の利点として、手が暖かいのでとってもストレスフリーに洗い物ができます。

 

アウトドア用シンクを使う

洗い場

普通のバケツやお鍋でも代用できますが、アウトドア用シンクはコンパクトで収納性が良かったり、多機能なものが多いのであると非常に便利です。

ユニフレームの「フィールドキャリングシンク」がアウトドア用シンクで有名ですが、こちらはなんとシンク自体を火にかけられますので、わざわざケトルや鍋でお湯を沸かしてシンクに入れ替えなくてもいいので楽です。取っ手も付いていますので、炊事場に運ぶ際も便利で、とてもおすすめです。

 

そもそも洗い物を増やさないのも大事な事

洗い物

洗いたくなければ、洗い物を出さなければいいじゃない。

さすがに0にする事は困難ですが、工夫すればうんと少なくすることは可能です。あらかじめキャンプに出かける前にお家で切れる食材は切っておいたり、使い捨ての食器を利用するだけでも洗い物はグッと減ります。

 

お皿にラップを掛けるのも有効

使い捨ての食器じゃなくても、お皿にラップをかけてから盛り付け、食べ終わったらラップを剥がして捨てることで、同じく洗い物を減らせます。また、ゴミも使い捨て食器に比べて少量で済みますので一石二鳥ですね。

災害時でも役に立つテクニックですので、覚えておいて損はないかと。

 

 

洗い物ストレス軽減テクニックを駆使して Let's冬キャン

冬キャンプの様子

今回は冬の寒い季節における、洗い物のストレス軽減テクニックをご紹介いたしました。

ちょっとした工夫で、辛い冬の洗い物も楽にできますので、どんどんテクニックを活用して効率よく洗い物を終わらせて、冬キャンプの楽しい時間を存分に満喫して下さい。

 

 

 

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