公開日: 2018年10月15日 19:00
更新日: 2018年12月08日 16:27
著者: 遊一
カテゴリ: 商品紹介

寒い季節に役立つキャンプギア「薪ストーブ」とは?

今年も寒い季節がやってまいりましたね。今回はそんな寒い季節に、心と身体を暖めてくれる「薪ストーブ」の魅力についてご紹介させていただきます。

薪ストーブの3つの魅力

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遠赤外線効果で、他の暖房器具と比べて段違いの暖かさ

キャンプで使用できる暖房器具は、薪ストーブのほかに電気ヒーターやガス、灯油ストーブなどの熱源ストーブが挙げられます。使い勝手では確かにこれらの熱源ストーブに負けてしまいますが、薪ストーブは直火の遠赤外線効果もあって、段違いの暖かさがあります。

 

調理器具としても優秀

暖房器具としては勿論、天板の上に鍋やフライパンを乗せて使えば、調理器具としても機能します。暖を取りながら、時間がかかる煮込み料理などを同時進行して作れば、キャンプでの時間の有効活用が出来ます。

また、なかにはオーブン料理や直火料理に対応したタイプもありますので、キャンプ料理の幅が増えます。

 

揺らめく炎で、心のヒーリング効果

一番のメリットと言っても過言ではないのが、揺らぐ炎です。こればかりは電気やガスには絶対に出ないものなのです。焚き火に心が癒されるひとには最高のストーブと言えるでしょう。

 

 

薪ストーブの使い方

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使い方その0 「慣らし焚き」

新品の薪ストーブをご購入された場合は、「慣らし焚き」と呼ばれる作業をしなくてはなりません。急激な温度変化があると、薪ストーブの破損につながりますので、始めの2~3回は薪ストーブを徐々に熱に慣れさせなければなりません。

慣らし焚きの方法としては、控えめな薪の量で着火し、炎が安定したら太めの薪を2~3本投入し、ストーブの表面温度が150~200℃を超えないように吸気調節口をこまめに調整し、薪が燃え尽きるのをまちます。燃え尽きてストーブ本体が完全に冷えたら終了となり、これを3~4回繰り返します。

 

使い方その1 「着火」

着火しやすいように、エアーコントロールレバーを全開にしておき、ストーブ内に着火材と割り箸よりちょっと太い位の薪を組み、その上に手首の太さ位の薪を3本程乗せ、火を着けます。着火が確認できたらドアは閉めましょう。

炎が安定したら、太い薪を追加していき、天板温度が220℃に達したらコンバスターエアーダイヤルと呼ばれるものを1回転半開き、5~10分程燃やし続けます。

あとはエアーコントロールレバーで火力調整をしながら、薪が少なくなれば新たに薪を追加するの繰り返しになります。

 

使い方その2 「薪の追加」

薪を追加する際は、ドアを開けたらまず中の炎を満遍なく広げて、エアーコントロールレバーを全開にしてから追加を行なって下さい。

 

消火したいときは逆にエアーコントロールレバーを絞って吸気を遮断してあげれば、ゆっくり薪が燃え尽きて消火します。

 

 

テント内で使用する際の注意点

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物を燃やして熱を作るわけですから、当然必要になってくるのが、一酸化炭素中毒への注意です。テントのベンチレーターは必ず全開に空けるようにしてください。

あると安心なのが、一酸化炭素警報機です。

設置しなかっただけで命の危険につながりますので、ストーブ導入の際は合わせて用意しておくようにしましょう。

また、使用中の本体はかなりの高温になりますので、火事とやけどにも十分注意してください。

 

おススメの薪ストーブ4選

ogawa(オガワ) ちびストーブ3

小川キャンパルの薪と炭に対応した野外用小型ストーブです。煙突と足は分解ができ、本体の中に収納することができます。キャリーバッグ付きなので、持ち運びも容易にできます。

 

 

ホンマ製作所 ストーブコンロセット APS‐52

アウトドアに特化した時計型薪ストーブと、収納用プラスチックケースのセットです。ケースのほかにも煙突が付属されていますので、初めての薪ストーブとしても最適です。

 

 

DOD メラテレビ16型

まるでテレビを見るように、燃える炎を楽しむことができる薪ストーブです。窓がスス等で曇りにくくする為にエアカーテンという機構を搭載していますので、最後まで綺麗な炎を楽しむことができますよ。

 

 

ロゴス Smart Garden 薪ストーブグリル

本体の主要部分がアルミ鋳物製なので鋳鉄製よりも軽量で、抜群の暖房性を誇ります。また、鉄板焼き用と網焼き用のプレートが付属されていますので、薪ストーブで料理もしたいかたに大変おすすめです。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか、今回はキャンプにおける、寒い季節のマストアイテム「薪ストーブ」のご紹介でした。ガスも電気も使わない薪ストーブはまさにアウトドアギアという感じがでますし、燃料となる薪を現地調達できれば、燃料代が節約できるなど魅力たっぷりのストーブですので、これからの季節のキャンプにぜひ導入してみてください。

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