キャンプの忘れ物問題
予定を立ててから綿密に計画して準備したはずが、いざキャンプ場に到着すると「あれが無い!」「あれを持ってくるの忘れた!」という経験ありませんか?
夏のキャンプにクーラーボックス忘れたり、冬のキャンプでシュラフ忘れたりすると一度家に引き返すことになり、貴重な時間がもったいないです。
また、そこまで重要じゃなくても、よく忘れがちなのが割り箸や着火材などの地味~に痛手になる物。家に帰らなくても大丈夫ですが、近くのコンビニにダッシュする事になってしまいますので、やはり忘れ物はしないに越したことは無いです。
今回は、皆がしやすいキャンプでの忘れ物をランキング形式にまとめてみました。週末のキャンプに向け、この記事を読んで今一度キャンプ道具のチェックをしてみてください。
みんなの忘れ物TOP10!
10位 シュラフ
夏のキャンプで忘れてしまってもさほど問題ないですが、冬や春秋などの季節にシュラフを忘れてしまうと死活問題になります。
寒い季節でシュラフ無し野営にチャレンジしても十中八九寒くて眠れず、楽しくないキャンプになってしまいますので、テント+グランドシート+マット+シュラフ+枕は1セットで用意しておくと良いですよ。
9位 イス
キャンプ場に到着してサイトを設営し終えて、やっと一息つこうと思ったらイスが無い! しょうがなくその日はクーラーボックスをイス代わりに・・・なんてことも多いみたいです。
とはいえイスが無くてもキャンプ自体は行なえますので、忘れちゃったら思い切って敷物を敷いて地べたスタイル! と吹っ切れてみるのも良いと思います。ブルーシートでもいいので、キャンプの時は敷物を常備しておくと便利ですね。
8位 軍手
BBQで炭を掴んだり、薪を割るとき等アウトドアに欠かせない手袋である軍手ですが、よく忘れてしまいがちなんですよね。
車に積んでおいたり、いつもキャンプにもって行くカバンのポケットに忍ばせておくと忘れることもなくなると思います。
7位 テント
それがないと始まらないじゃないか・・・と思うかも知れませんが、キャンプで作る晩御飯のことで頭がいっぱいで、肝心のテントを忘れてきたって話もよく聞きますので、あながち油断できないです。
忘れた人の話だと、急遽その日はコテージを借りる事にして難を逃れたとの事でしたが、それは運が良かった場合の話で、コテージが満室だったりそもそもコテージの無いキャンプ場だったら、家に戻るか今回は諦めるかの決断を迫られますので、テント忘れには十分ご注意を。
6位 ストーブの燃料
ストーブ本体はバッチリ持ってきたのに、燃料忘れた! どこでも手に入るCB缶やアルコール燃料だった場合なら良いとして、OD缶やホワイトガソリンを忘れると、専門店が近くにないと入手困難ですので大変な思いをする事になります。
また、間違えて空のガス缶を持ってきてしまうのもよくあるハプニングですので、必ず残量も確認するようにしてください。
5位 調理器具
調理器具といっても、一式全部忘れてくる事は少ないですが、まな板だけ忘れたりお玉だけ忘れたりといった物は頻繁に忘れ物の話に持ち上がります。
中でもダントツによく聞くのが「まな板」「お玉」「さいばし」ですね。自分の中での調理器具セットというのを決めておくと忘れづらくなるのでおすすめです。
4位 着火材
焚き火やBBQで活躍するベスター等の着火材ですが、年に一回は持っていき忘れた人を見かけます。とはいえ無かったら焚き火やBBQが出来ない訳では無いのですが、あると便利かつ炭に火が移りやすいので時間短縮になるので、忘れたくはないアイテムだと思います。
必ず炭や薪と一緒に用意するようにしましょう。
3位 カトラリー類(割り箸、スプーン等)
ビシッとサイトを設営し、料理も美味そうに出来て後は食べるだけ。待ちに待った瞬間にあることに気づきます。
「箸がない・・・」
テントの準備や、作る料理の事で頭が一杯で食べる道具の事をすっかり忘れてしまっている事が結構あります。忘れてしまったら、アウトドアらしく木を削って箸やスプーンを作るのもまた楽しいですが、作っている間に料理が冷めてしまうのも嫌なので、カトラリー類は鍋等の調理器具とセットで用意し、忘れないようにしておきましょう。
2位 懐中電灯orランタン
2つとも忘れることは少ないですが、どちらか一方を忘れることはよくあります。どちらも無いと夜とっても不便なんですよね~。キャンプ準備の際は明るい日中より暗くなった後の事をイメージして進める事をおすすめします。
1位 火バサミ
もうダントツといっても良いほどよく忘れて途中買いにいく事が多いのが火バサミ。影が薄いくせにないと焚き火もBBQも捗らないんですよね。重い薪や炭をくべたり移動するときに絶対必要になるので忘れないように焼き台や焚き火台と一緒に置いておくようにしましょう。
幸いにもキャンプ場近くのコンビ二やホームセンターに一本数百円で売ってる事が多いので忘れた場合は現地調達が可能です。ただし、それを繰り返すとお家が火バサミだらけになるのでご注意を。
忘れ物をしない為に
キャンプに持っていく道具って結構おおいので、普通に準備をしていると忘れ物をしやすくなりますので「チェックリスト」を作り、それを基に荷造りをしてみてください。あるのと無いのとじゃ忘れ物リスクがうんと低くなります。
チェックリストとは、持って行くものを紙に箇条書きで書いておいた物で、準備できたものにはレ点を入れる、といった風に使います。これによりカバンに詰め忘れたり車に積み忘れたりすることが少なくなります。
キャンパーさんの過半数は実践していますので、是非チェックリストを作成し、キャンプの準備を進めてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回はキャンプでしやすい忘れ物をランキング形式で10位~1位を発表しました。
気をつけていても忘れ物をする事はあります。ですが、せっかくのキャンプをより楽しく快適なものにする為にも極力忘れ物を少なくする事が大切です。テントやシュラフといった「無いと困る物」はもちろん、火バサミ等の「あったら便利だけど影の薄いもの」もチェック漏れの無いように注意しましょう。
また、持って行く物のチェックは当日にするのではなく、前日にしておくと無いものや足りないものに対応しやすくなりますので、是非前日チェックを行なってみてくださいね。